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治験データ
まとめ
進行性の末期癌患者さん21名に対する、
二種類の生物ミネラルの経口摂取による有効性
Sクリニック I 医師 臨床治験報告より
第1回臨床治験 2001年10月〜2003年4月
 最初に10名(NO1〜NO10)の進行性の末期癌患者さんについて生物ミネラルの摂取を行いました。
根治不能で手のうちようのない方々のため、生物ミネラルの摂取以外には治療は行っておりません。
1年間での生存者は5名で、そのうち1名(NO3)は癌の進行遅延、3名(NO5,8,10)は進行の抑制、1名(NO6)は進行の消退化を示しています。
死亡された5名のうち、3名は1〜2ヶ月でお亡くなりになっていることから、生物ミネラルの摂取期間が短すぎるので、その有効性は判定できないと考えます。
また、残りの2名(NO1、2)は4ヵ月後に亡くなられました。
 1年間の末期癌の生存率が50%、そして1年半で20%、癌の消退と進行の確実な抑制がみられているのは、本当に驚異的なことだと思います。
初期や中期の癌ならまだしも、根治不能の末期癌では回復がきわめてむずかしいとしか言えません。
 進行癌の場合、急激な癌の増殖がみられると、腫瘍マーカーは1ヶ月のうちに倍になり、翌月にはさらに倍になるように増えるので、その進行を止めることはもとより、遅延させることも到底無理なことです。
 2002年4月より、第2回目の臨床治験として、さらに11例の進行性癌の方に生物ミネラルの摂取を始めました。
今回からさらにもう一種類の生物ミネラルを追加し、これまで以上の成果を上げるべく努めております。
追加した11例のうち3名は残念ながら1〜2ヶ月で死亡され、残りの1名が膵臓癌の方で進行の顕著な抑制がみられたのですが、抗癌剤投与で悪化をみて、亡くなられました。
現在7名が元気な状態にあります。
 私は癌治療の最前線で患者さんとともに癌と闘っている医者ですが、現在まで、種々の物質についての制癌効果を試してまいりましたが、末期癌の進行を確実にとめられるものはなかなか見つかりませんでした。
今回の生物ミネラルはとても信じられない思いです。
原料が自然界のものというのも、それほどめずらしいものではありません。
プロポリスにしても、ローヤルゼリー、各種のきのこ類やレイシなどの菌糸体、クロレラ、キトサンなど癌に効果があるのではといわれている代替療法に使われている、自然界のものはたくさんあります。
ミネラルもいくつかあります。
 ただ、私が興味をひかれたのは、「酸化と還元」という考え方です。
私たちには、そのような健康への尺度は持っていませんでした。
さらに、生体のミネラルバランスについても、野生植物のバランスを注入する考えもまったく持っていませんでした。
当然癌の進行を止めているのですから、患者さんの体の中から癌に対する攻撃力が増強され、癌と闘い、防衛力が強化されたことは間違いないと思うのですが、しかしながら細胞活性能については判定していないので、推測の域は出ません。
 生物ミネラルの免疫活性能については、マウスを用いた動物実験では、免疫活性能は極めて高いというデータではありませんでした。
しかし生物ミネラルが、免疫活性能の高いものに対しては、後押しする作用があることは示されていますが、私は免疫活性能が高くても進行癌を止めることは極めてむずかしいと考えています。
免疫力が極めて高いものでも、癌細胞の数が多い進行癌では力関係が不利だからです。
癌の征圧に免疫力が最大の決め手になるかというと一概にはいえません。
つまり、免疫能を介さない癌の抑制作用もあるということです。
たとえば癌には自分自身が毒ガスを出して増殖するということがわかってきているので、この毒ガスであるコックス2を抑制する阻害剤がアメリカで開発され、治療に使用されています。
また、癌は血管を新生するので、それを阻止すれば癌の兵糧攻めになります。
癌はさらに接着因子をつくり、種々の部位にくっつくので、これを抑制すると癌の転移は抑えられます。
 生物ミネラルの今回の進行癌の抑制がどういう作用機序で生じているかは、わかっていませんが、癌にはいろいろな弱点があります。
その弱点を一つずつ攻めていく試みを世界中の研究者が必死の思いで行っています。
 私はあくまでも一臨床医なので、効果が期待できるものを試みるのが患者さんに対する医師としての務めであり、誠意だと思って治療にあたっています。
学問的な解明については、その専門の方がしていただくとして、私はさらに末期の進行制癌に対して生物ミネラルの臨床治験例を増やして、今回以上の有効性がみられるような方法を確立したいと考えております。
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